演題登録
演題募集期間 | 3月8日(金)まで延長致しました。 3月20日(水)まで延長致しました。 3月31日(日)まで延長致しました。 演題登録を終了致しました。多数のご応募を頂き、ありがとうございました。 |
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筆頭演者は原則、本学会会員(正会員・購読会員・賛助会員)・日本アミノ酸学会会員に限りますが、非会員でも応募は可能です。今回は、「エビデンスを超えてゆけ!」をテーマにいろいろな分野から、いろいろな職種から幅広く演題を募集します。
代謝・侵襲・栄養に関する演題を幅広く募集いたしますので、是非、研究成果をご発表ください。また、在宅/地域包括ケアにおける栄養・スマイルケア食品・介護食品・栄養状態改善・スポーツと栄養等の栄養に関連する演題も歓迎します。学術集会開催期間中にも会場で入会受付をいたします。
お問い合わせは jssmn56@intergroup.co.jp へお願いいたします。
発表形式・カテゴリー
シンポジウム1(公募・一部指定)
「エビデンスを超えた外科と代謝栄養」
タイトルを「エビデンスを超えた外科・集中治療と代謝栄養」に変更します。ここ50年ほどの間に、周術期や重症病態を対象とした様々な代謝・栄養療法が検証され、多くの研究論文が発表されて来ました。そして最近は治療の標準化が重要視され、これらのエビデンスに基づいたガイドラインの作成が盛んです。診療現場でも特に若い人たちは「エビデンスがあるのですか?」という質問がよく出ます。とはいえ、ガイドライン作成過程では、研究報告=エビデンスを抽出してメタ解析し、GRADEなどに従って評価して推奨を作成します。すなわちその治療を行うこと、あるいは行わないことが、有効である、あるいは有効でない確率が(いくらかのパーセンテージだけ)統計学的に有意に高いということです。しかし、眼前の患者にとっては、有効か無効か、0%か100%です。エビデンスを知ることは必須ですが、そのうえで、経験、信条(考え方や哲学もある)、そして責任をもつという覚悟を以て治療方針を決める場面があると思います。本セッションではガイドラインには書かれていないご自身の治療方針や考え方を始め、どのようなことでもいいですので、「エビデンスを超えた」ことについてお話しいただきたいと思います。
シンポジウム2(公募・一部指定)
「ICUーAWの予防と対策(早期リハと栄養の観点から)」
近年重症患者のICU死亡率や28日生存率など短期的なアウトカムは飛躍的に改善したものの、集中治療を受けた重症患者の多くは身体的障害を抱え、それらが社会復帰や長期予後の障壁となっています。
ICU-acquired weakness (ICU-AW)とは、ICUに入室後に発症する急性の左右対称性の四肢筋力低下を呈する症候群で、集中治療領域の新たなテーマとして注目されています。ICU-AWの対策として、早期リハビリテーションなどの介入研究がありますが、早期リハビリテーションにおける適切な栄養管理に関するエビデンスは十分検討されていません。いつからどのような栄養療法を行うべきか?本シンポジウムではICU―AWの予防と対策の観点から、適切な栄養療法に関する演題を募集いたします。
アミノ酸学会ジョイントシンポジウム(指定)
体液代謝管理研究会・日本輸血細胞治療学会ジョイントシンポジウム (指定)
JSSMN・KSSMN joint symposium (指定)
ワークショップ1(公募・一部指定)
「NST ーこれまでの軌跡とこれからの未来ー」
2006年の診療報酬改正に際して『栄養管理実施加算』 が認可され、2010年4月1日に、これと連動した上乗せ加算として、世界に先駆けて『栄養サポートチーム(NST)加算』が新設されました。また、NSTは、他職種で構成されることから様々な職種がそれぞれの専門性を発揮することでチームの知識や実行力が養われ、その結果「治療力」が磨かれるチーム医療の先駆けともなりました。並行して治療の標準化の重要性が叫ばれ、エビデンスに基づいたガイドラインの作成と流布が積極的に展開されています。
いまや、本邦の代謝・栄養学の知識を基盤とする医療体制が構築されたと言っていいと思います。一方で、医療技術や医療機器の発達により医療はより安全となり、治療の目的が治癒だけではなく、退院後の身体機能の維持や生活の質の保証を目指す機運も出てきました。このようにNST活動の目的も従来とは少し変わってきたのかもしれません。このセッションでは、皆様の施設におけるNSTの奇跡やこれからの未来を見据えて新たに取り組もうとしていることなど、NST活動に関わることならどんなことでもお話して情報発信していただきたいと考えています。
ワークショップ2(公募・一部指定)
「人生100年時代における高齢者栄養療法 」
近年はますます寿命が伸び、100才を超える患者さんを持つことも珍しいことではなくなってきました。とはいえ、ただ生存しているだけでは生きている意味がありません。「人生100年時代」というキャッチフレーズには、病気にならない、病気を乗り越える、病後の生活の質を上げる、このような意味が含まれていると思います。このセッションでは、高齢者の重症化予防や病後の自立支援を実現するための有効な施策の一つとしての栄養管理、栄養治療について、皆様の研究や臨床成果、工夫などを発表していただきたいと思います。
ワークショップ3(公募)
「周術期における栄養療法とその評価」
重症患者における栄養管理の不備が合併症の増加や予後を悪化させることから、積極的な栄養療法介入が今や常識であり、当然ながら手術患者においても然りです。
周術期患者は疾病に基づく恒常性の破綻や低栄養状態、手術による侵襲など生体にとって過剰なストレス状態にあります。そのような状態から良好な手術アウトカムを得るべく近年は様々な学会から周術期の栄養管理ガイドラインなどが作成、また改訂されています。とはいえ、原疾患、併存疾患、年齢、性別、術式、さらには各施設の特徴など様々な背景因子を鑑みて、その患者に適した周術期の栄養療法を行う事が肝要であることは間違いなく、したがって主治医や施設間で栄養療法に多少の違いが存在します。また、実施された栄養療法の効果を評価するためにはアウトカム、すなわち栄養状態を適正に評価する事も必要です。このワークショップにおいては、周術期の栄養療法というテーマで、各施設の取り組み、または発表者個人の工夫や考え方などを紹介していただき、議論したいと思います。
要望演題1(公募)
「免疫に着目した栄養療法」
重症患者の多くが高齢でがんや自己免疫性疾患を有する免疫弱者です。このような患者の栄養状態をどのように維持し改善するかが大きな課題です。免疫栄養療法(immunonutrition)は免疫能を高める作用をもった栄養素を投与して宿主の免疫系を賦活化しようとする試みであり、免疫系を賦活化する栄養素としてはアルギニン、グルタミン、n-3系脂肪酸、核酸などが注目されている。これらの免疫系賦活栄養素は、感染症合併症発生率を低下させ、在院日数が減少することが報告されていますが、死亡率の減少までは至っていません。重症患者の免疫系を賦活するために適切な栄養素は何か?いつからどのように開始すべきか?今後高齢者や担癌患者のさらなる増加がみこまれる本邦における新たな免疫栄養療法に関する演題を募集いたします。
要望演題2(公募)
「外傷と栄養療法」
多発外傷の治療では、止血と感染制御、蘇生のための輸液とその後の輸液管理、生命機能維持のための臓器サポートなどの初期治療が完遂した後には、その後の合併症予防や早期離床および社会復帰のための栄養管理、栄養治療が重要な治療戦略となります。特に外傷患者では早期の経腸栄養開始が予後を改善することが示されてきました。とはいえ、例えば、顔面外傷では経鼻栄養チューブの留置ができない、循環動態が不安定である、open abdomen management中である、消化管手術後で腸管機能が評価できないなど、早期の経腸栄養開始の安全性の評価に迷う場面にも遭遇します。また、軽微な外傷でも、組織の欠損や軟部組織感染症に対する栄養治療の報告もあります。栄養(NST)等のチーム医療の役割も重要かもしれません。ともあれ、これらはあくまでテーマのサンプルとして捉えていただき、このセッションでは、外傷患者に対する栄養治療における皆様の様々な研究成果や臨床現場における工夫のご発表や問題提起をしていただきたいと思います。
要望演題3(公募)
「長期予後を見据えた栄養療法」
ICUにおける補助循環・呼吸装置の技術革新やガイドラインによる診療レベルの向上と標準化、教育プログラムの充実により、重症患者の短期的なアウトカムは飛躍的に改善したものの、長期予後や生活の質はいまだ改善していいません。集中治療を受けた敗血症患者の多くは身体的および精神的な障害を抱え、それらが社会復帰や長期予後の障壁となっています。近年、ICU在室中あるいはICU退室後,さらには退院後に生じる運動機能・認知機能・精神の障害を特徴とした集中治療後症候群(Post-Intensive Care Syndrome; PICS)が集中治療領域の新たなテーマとして注目されています。PICSの対策として、ABCDEFGHバンドルなど様々な介入が提案されていますが、ICUおよびICU退室後の適切な栄養管理については十分なエビデンスがありません。どのような患者さんに、いつからどのような栄養療法を行うべきか?栄養管理の観点からICU患者の長期予後改善に向けた方策を紹介していただきたいと思います。
要望演題4(公募)
「小児外科領域の栄養療法の問題と対策」
小児はすべての臓器が発育途中であり、薬物はもちろん栄養代謝においても成人と異なっており、小児に特有な疾患も少なくないため術式も成人とは異なる事が多くあります。小児用の栄養療法ガイドラインでは成人の栄養療法をベースに小児用にモディファイしたものが散見されますが、そもそも小児を対象にした前向き研究は数少なく、ベースとなるエビデンスの多くが成人に対して行われた臨床研究です。成人で使用される栄養療法、ガイドラインをそのまま小児に適用して良好なアウトカムを得る事は難しいかもしれません。このセッションでは小児外科領域の栄養療法の現況と問題点、対策などを発表していただきたいと思います。
要望演題5(公募)
「重症病態における栄養療法」
重症患者の栄養療法における研究報告を評価して作成された「日本版重症患者の栄養療法ガイドライン」が2016年と2017年に発刊され、本邦でも臨床現場における栄養療法の標準化が進んできました。その基本戦略は、早期経腸栄養の開始(腸が使えれば)、急性期は少量投与、急性期の静脈栄養にはなお議論あり、免疫調節栄養剤のエビデンスは不明確、循環動態が安定していれば血管作動薬投与中でも経腸栄養は可能…といったところです。しかし、早期経腸栄養のために栄養チューブの留置場所はどこにするのか、その留置方法、BMIが高い症例を対象にした海外のRCTに基づいて本邦の高齢で栄養障害があるICU患者に少量投与でいいのか、鎮静中の患者で虚血性腸炎のどのように診断するのか、どのような栄養治療プロトコールが有用かなど、さまざまな課題があると思います。このセッションでは、臨床現場で栄養治療を行う皆様が感じている様々な問題点やその対策などについて、自由にご発表いただき、明日の重症患者の栄養療法に役立つ議論をしていただきたいと思います。
メディカルスタッフセッション:メディカルスタッフの立場から栄養を見つめ直す(公募)
NSTが本邦に広く発達し、医療の現場でも他職種からなるチーム医療が治療方針の決定や治療の実施において中心的な役割を担いつつあります。看護師は24時間、毎日患者のそばにいて、申し送りを経て患者と患者の家族などの背景状況を経時的に掌握しています。また看護部長をトップに指揮命令系統が明確で、多くの施設で24時間以内に院内全域に伝令が行き渡ります。薬剤師は静脈栄養と薬剤の配合の問題の対策、薬剤の管理の安全性確保など、主治医が掌握できていない問題を提示し解決することができます。理学療法士の役割としては、手術や重症病態から生還した患者(survivor)の生活の質の低下や長期予後の悪化に体タンパクの崩壊やサルコペニアの存在が関連することが明らかになり、栄養療法に加えて急性期のリハビリテーションが注目されています。当然ですが、栄養士は様々な栄養剤のプロフェッショナルであり、難しい症例の栄養剤の選択の際には必須の人材です。医師と同じ資格を持つ歯科医師は口腔内ケアや食事開始に際して咀嚼や咬合の問題解決に大きな役割があると思います。データを管理する事務職(Medical Assistant)も実は重要な存在です。このセッションでは、メディカルスタッフの立場から栄養療法を見直していただき、様々なご意見を発表していただき、議論を深めたいと思います。
メディカルスタッフセッション:症例検討(公募)
日常の実臨床で遭遇した、または現在治療中である、栄養管理に難渋した症例、特異な症例、稀有な経験など、様々な相談ごとをを話し合うセッションです。どんな事でも結構です。演題お待ちしております。
一般演題(口演・ポスター)(公募)
以下の様々な分野の演題を幅広く募集します。
研究成果をこの機会にぜひご発表ください。
- 消化器
- 経腸栄養
- 静脈栄養
- 小児
- 集中治療
- 重症・外傷・救急患者
- 糖・脂質
- アミノ酸・たんぱく質
- ビタミン・微量元素
- 高齢者・肥満
- 異栄養・サルコペニア
- がん・腫瘍
- NST
- 栄養マーカー
- 創傷治癒・褥瘡
- 代謝モニタリング
- リハビリテーション・運動
- 実験モデル
- 基礎研究
- 臨床研究
- 症例報告
- 在宅/地域包括ケアにおける栄養・介護食品・スマイルケア食など
- 漢方
- 免疫
- 腸内フローラ
- その他
演題の採否について
演題の採否や発表のカテゴリーなどは事務局に一任頂きます。なお採否については演題登録時に入力されたE-mailアドレスにお知らせします。
演題応募方法
演題応募は、インターネットによるオンライン演題登録のみ受け付けます。
ページ下部のボタンより演題登録ページへお進みください。
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演題登録には、Firefox、Google Chrome、Internet Explorer、Microsoft Edge、Safariの最新バーションをご利用ください。
ご利用可能なブラウザとバージョン
Firefox | Google Chrome | InternetExplorer | Microsoft Edge | Safari | |
Windows | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | - |
Mac | ◯ | ◯ | - | - | ◯ |
- ※最新バージョンの使用を前提としております。
- ※諸事情により古いバージョンをご使用の場合は、登録ができない可能性がございますので上記の中からバージョンアップしてもよいもののご使用を推奨いたします。
1. 字数制限など
抄録タイトル 全角60文字
抄録本文全角1,000文字までとします。半角文字は2文字を全角1文字として換算されます。
図表の登録はできません。
最大著者数(筆頭著者+共著者)20名まで、最大所属機関数10機関までです。
2. 文字種について
JIS第1、第2水準で規定されている文字以外は原則として使用できません(人名も含む)。
半角カタカナや丸数字、ローマ数字、特殊文字等の機種依存文字は使用できませんので、ご注意ください。
3. 利益相反
学術総会での演題発表の際は、抄録提出前1年間の発表内容に関し、筆頭演者の利益相反状態について開示を行っていただきます。
- 1.演題登録時にはUMINの登録画面で各項目について利益相反の有無についてチェックをしてください。
- 2. 発表時には、口頭発表は発表スライドの最初、ポスター発表はポスターの末尾に開示してください。
4. 受領通知
登録ボタンをクリックすると登録の画面が表示されます。正常に登録が終了しますと、登録番号が自動発行され画面上に表示されます。この登録番号をもって演題応募の受領通知といたします。この登録番号が画面上に表示されない場合は、演題応募はまだ受け付けられていませんのでご注意ください。また応募時に登録されたE-mailアドレスにも登録完了通知が送信されます。(携帯電話のE-mailアドレスは使用しないでください。)応募者自身が間違えて入力した内容につきましては、事務局では責任を負いません。登録ボタンを押す前に、間違いがないかご確認ください。
5. 登録番号・パスワード
演題応募により登録番号とパスワードが発行されます。この登録番号とパスワードが無ければ、演題の確認・修正・削除はできません。忘れないように自己責任において管理してください。なお、セキュリティーを維持するため、事務局では一切お応えすることができませんのでご注意ください。
6. 演題の確認・修正・削除
一度登録された演題に修正を加えるときは、「確認・修正」ボタンを使用します。
演題応募締切前であれば登録番号とパスワードを入力することにより、修正・確認・削除ができます。
7. 演題の登録へ
一度登録された演題に修正を加えるときは、「確認・修正」ボタンを使用します。
演題応募締切前であれば登録番号とパスワードを入力することにより、修正・確認・削除ができます。
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